2010定例議会
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- 12月定例議会
1 農業施設整備等促進条例の制定を!!
本年の農作物生産状況は、近年になく主要品目畑作三品すべてが平年に比べて減収となりました、特に春後半から秋遅くまでの高温多湿は寒冷地作物に多くの病害を発生させ土地改良費と農薬費の増大となっている。
今年までは国の制度上、単年度の収量減がストレートに所得に反映されませんが先日、農協での来年からの「所得補償制度」説明会に於いて、畑作三品では所得の減少方向であり、収量減や生産性の低い農地の保有は、今まで以上に厳しい農業経営になると思われます。
そこで、今後も農地の拡大、大型化を進め個人の農業関連施設整備、機械等投資も大きくならざるをえません。
当町にも農業支援策は多々ありますが、農業経営の大型化に伴う支援策として一定額以上の固定資産投資に対し奨励金を交付し、健全経営と農業振興を図るため農業施設整備等促進条例の制定をするべきと思うが町長の所見を伺う。
<町長答弁>
新たな支援制度創設については、今後の経営環境の推移を勘案しながら、将来の課題として検討する。
2 斜里町ふるさと留学制度について
平成6年から実施要綱が定められ今日まで地域住民の協力のもとで実施されてきているが・・・・・
<教育長答弁>
? 平成21年までの延児童数と家族数は?
延児童数 60名、22家族。
? 町の助成額(地域協議会含む)は、21年までの総額は?
総額 19,252千円。
? 郡部小学校の再編と制度目的の整合性は?
峰浜小学校の統廃合に合わせ留学制度も議論する。
3 斜里中学校体育館改築等工事について
来年度改築予定の斜里中学校体育館については、改築計画段階から教職員は基より、PTA等にも意見を聞いたと思うが、学校開放などで利用しているスポーツ団体については体育協会が6項目について取りまとめ要望したが、それらについてはどの様に集約、整理したのか?
<教育長答弁>
1 内壁の強度をサッカー、野球等に利用できるように、4面を防球ネットで覆う二重壁方式とする。
2 暗幕は、電動式にする。
3 天井の色を昼、夜の利用に充分な配慮をする。
4 室内トレーニング機器設置スペースは、B&G体育館に併設するような形で体育協会と協議する。
5 バトミントンコートは、設計に盛り込む。
6 体育館完成後は利用計画を見直す。
- 平成22年3月定例議会
1 「町民憩いの家」存続について
昭和53年設置以来、町民、高齢者等を中心に多くの利用がなされている町の温浴施設「町民憩いの家」が第4次行政改革実施計画書に於いて、本年6月末の湯権者との契約更新時に廃止予定との答弁が昨年12月議会で示されました。安価で街に近く気軽に利用出来る町の施設として、今や年間延べ23000人余りの利用があり特に高齢者に人気があります
その後、利用者、町民等から7月以降の存続要望が町に、議会には同趣旨で請願も出されました、そこで伺います。
? 新年度予算(案)も継続方針での計上だが契約更新の交渉はいつ頃から開始し、建物老朽化も懸念されるが何年とするのか?
(町長)5月頃から交渉し3年契約としたい。
? 他の同様施設の公平性から、また町財政の見地から利用料金の見直しを検討するのか?
(町長)高齢者100円を維持し見直しはしない。
? 継続方針とすれば次の行政改革で見直すのか?また、第3次行革の20年11月策定の項目別成果と課題の中でこの「憩いの家」は、中心市街地の温浴施設整備計画中止により廃止と共に代替施設の検討も課題となっていたが、どのように総括されたのか?
(町長)将来に廃止の時は合わせて代替処置も検討する。
2 地域医療について
町民を取り巻く医療環境は、以前厳しい状況が続いています。
町長の国保病院の運営方針の転換、内科医師の不足、本年度も一般会計からの繰り出し予算が4億円以上になっていますし、町内民間病院も40年代には6軒(ホクレン診療所含む)から今や1軒となり、診療内容によっては受診のために小清水町や網走、北見市まで通院しなければなりません。
しかし患者、町民側から自主的に意見や提言を集約して国保病院の運営や地域医療への参加、協力体制が少しづつ出来た事は今まで無かった新しい試みと評価出来ると思うのであります。3点について伺う。
? 昨年12月に斜里地域医療協議会から提出されたの第1次提言について新年度予算に具体的にどのように反映されたのか?
(町長)HPの開設、医療ソーシャルワーカーの採用他。
? 病院側から清里町からの救急受け入れについての改善要望は検討したか?
(町長)時間外受け入れは全て、網走へ直接搬送している。
? 小清水町では、小清水赤十字病院(99床)の財政支援を1年半も議論して新年度予算に2憶2千万円余りの計上すると言うが、患者の多くが斜里町民でもあることから「広域医療」と近い医療施設として共に守る観点から財政支援も含めて協力体制の必要はないのか?
(町長)透析診療に関連する財政支援を含めて協力体制を築く。
3 全国学力テストについて
小中学校で毎年実施されている全国学力テストが、新年度から全員参加方式から学校抽出方式に変わり、文科省の無作為抽で実施と切り替わりました、抽出外の学校は、各市町村の教育委員会の判断に任されたのであります。
特に昨年、政権交代後の事業仕訳で予算の大幅削減となりその分、自冶体負担が増加する事にもなります。
町内校の学力は全国はおろか全道平均以下と厳しい結果は平成20年度の調査結果の後、12月議会でも質問したところであります。
抽出外の場合、任意で学力テストを実施するとの教育長の執行方針が出されましたので、今年こそ良い成果を期待したいと思っています。
? 教育長は20年12月定例議会答弁で「学力向上を目指す」観点から「21年度から可能な物から始めなければならない」と述べているがこの1年、どのような成果があったのか?
(教育長)4っの事業に取り組み成果を上げつつある。